朝活!高松の池周辺の自然観察
日時:8月29日(土)7時~9時
参加人数:13人
場所:エコアス広場から高松の池周辺まで
講師は森林インストラクターの戸澤武美(とざわたけみ)さんです。
朝から蒸し暑い日でしたが,身近な自然の中に侵略し,生態系に被害を与えるおそれのある外来生物の様子を観察するなど,変化する身近な自然の様子を学ぶことができました。
特定外来種であるオオハンゴンソウが高松の池周辺にも広がっており,身近な自然に侵略してきている様子を目のあたりにしました。抜き取って観察しようとスコップを入れてみると,根や地下茎が密集していて抜き取るのも大変!抜き取ったオオハンゴンソウは大人の背丈より高く,根からも次の芽が続々と準備されている様子が確認できたよ。また,種から芽を出したものと,地下茎から芽を出したものとでは葉の形態が違うことも観察しました。種子によってはすぐに芽を出さず,繁殖威力が衰えたときに出てくるように準備しているものもあるんだって。絶え間なく繁殖が続いていく様子を知ることができました。(抜き取ったオオハンゴンソウは適切に処理しました。)
繁殖力が強い迷惑な外来種も地球規模で見れば生態系の一つであり,役割があるのかもしれないと考えれば仕方がないけれども,せめて私たちが住む身近な場所で出てきて困る外来種は駆除したいところです。駆除のボランティア活動なども様々行われているので,参加してみても良いかもしれませんね!
講師の戸澤さん,参加いただいたみなさん,ありがとうございました♪
自然観察の様子