エコキッズ③外山森林公園で森の生き物たちを観察しよう!
日時:令和2年9月27日(土)10時~12時
場所:外山森林公園
参加人数:15組45人
講師は外山森林公園管理人の高橋久祐(たかはしきゅうすけ)さんと環境アドバイザーの木幡英雄(こはたひでお)さんです。
【公園散策でのきのこ観察】高橋 久祐 さん
外山森林公園は広大な公園でたくさんの生き物がいること,たくさんの人にボランティアで整備などをお手伝いいただきながら,一般の皆さんに自然を楽しんでもらえるように管理していることを聞きました。山で出会う生き物,危険な生き物として蜂がいることなどをわかりやすく教えてもらってから森の中にGO!歩き始めるとすぐにきのこ発見!次々にいろんな種類のきのこが見つけられたね。一つひとつのきのこの名前,美味しく食べられるか,毒があるかなど見分けてくれるので,子どもだけでなくおうちの方もも夢中になっていたね。「きのこは森を豊かにしてくれる,きのこを見ればその森の豊かさが分かる」というお話しを聞いて,毒きのこであっても森を豊かにしている大切な存在ということを理解することができました。
【ルーペを使った生き物観察】木幡 英雄 さん
まず初めに,松ぼっくりとヤマボウシの実をルーペを使って見てみたよ。松かさは開いたり閉じたりすること,ヤマボウシの実はサクランボみたいだけれど,よく見ると穴がたくさん開いていて,種が集まった形であることなどを教えてもらいました。次にまわりの植物や昆虫を自由に採取して観察してみることにしたよ。バッタ類,ガ,小さな昆虫,どんぐりなど,たくさんのものを観察できたね。容器に入れてキリギリスをじっくり観察してみると,逆さまになっても落ちないのは足に吸盤がついているからだとよくわかったよ!生き物を見つけている間にいつの間にかズボンの裾にたくさんくっついていたのはオオバコのタネ。これは濡れるとゼリー状の粘液を出す特性があるんだって。この技で繁殖する場所を広げていこうとする植物ならではの知恵を知ることができました。
講師の高橋さん,木幡さん,参加いただいた親子さん,ありがとうございました