『もりおかいきもの調査(夏)』結果発表! 「もりおかいきもの調査(夏)」集計結果 もりおかいきもの調査とは、市民のみなさまが調査員となり、市内に生息する生きものの報告をしていただく調査です。みなさまから2024年6月9日から8月31日までの間に投稿いただいた、夏の調査の結果を発表します。投稿報告は環境保全施策策定のための基礎データとなります。 たくさんの投稿をいただき、ありがとうございました。 対象のいきもの ◎報告対象のいきものは次のとおりです。 種 名 : カッコウ特 徴・体長は約35cm(ハトくらい)。・背面や翼は青灰色。腹に黒い横しま模様がある。・盛岡には5月頃に渡来。木がまばらに生えている開けた環境や林の脇等に生息。・見通しのよい木の先端や電線上でさえずる。 種 名 : ウシガエル特 徴・体長は11~18cmくらい。・手足の指先に吸盤は無く、水かきが発達している。ヴォォンという、ウシにやや似た低い声で鳴く。・警戒心がとても強く、人影を見るとキャッと鳴いて、すぐ水中に隠れる。・肉食性で、口に入る大きさのものはだいたい食べる。・オタマジャクシで越冬し、オタマジャクシの体長は15cm程度まで大きくなる。・食用として大正時代にアメリカから導入された。・特定外来生物、生態系被害防止外来種に指定されている。 種 名 : カジカガエル特 徴・メスの体長は5~8cm、オスは約5cmくらい。・やや平べったい体形で、手足の指先には吸盤がある。体色は茶褐色から灰黒色で周囲の石によく似ており、姿は見つけずらい。・オスは水辺の石の上などでフィフィフィ・・・と綺麗な声で鳴く。・礫河原など石がごろごろした水のきれいな川にいる。・オタマジャクシの口は下向きに付いており、目は十字模様。 種 名 : アメリカザリガニ特 徴・体長は最大15cmくらい。・小さい頃は黄褐色だが、大きくなると赤みが強くなる。・流れの緩やかな水中に生息。高水温や水質汚濁に耐性がある。・雑食性で、落ち葉や水草等の植物、水生昆虫、オタマジャクシ、魚類等の動物を捕食する。・元々はウシガエル用の餌動物としてアメリカから導入された。・条件付特定外来生物、生態系被害防止外来種に指定されている。 種 名 : アカミミガメ特 徴・甲羅は最大28cmくらい。メスの方が大きくなる。・顔の横側にある赤いラインが特徴。オスは成長すると赤ラインが消え、甲羅が黒っぽくなるものもいる。子ガメの甲羅は緑色で丸く、昔はミドリガメという名で売られていた。・日光浴が好き。・雑食性で、藻類や水草等の植物、水生昆虫、甲殻類、魚類等の動物を捕食する。・条件付特定外来生物、生態系被害防止外来種に指定されている。 種 名 : カブトムシ特 徴・体長は30~55mmくらい。・クワガタムシ類とともに日本を代表する大型の甲虫で、クリやコナラなどの雑木林に生息し、腐葉土の堆積する場所に産卵する。・カブトムシはコガネムシの仲間(コガネムシ科)で、クワガタムシ科とは異なるグループである。・元々生息していなかった北海道の一部の地域では外来種として定着している。 種 名 : ゲンジボタル特 徴・体長は15~18mmくらい。・背中(前胸背面)に黒い十字模様があり、流れのある水辺に生息。・発行間隔は4秒。・幼虫のうちは、水中に生息。 種 名 : ヘイケボタル特 徴・体長は8~10mmくらい。・背中(前胸背面)に黒い一文字模様があり、湿地、水田や緩やかな水辺に生息。・発行間隔は0.5秒。・幼虫のうちは水中に生息。 種 名 : ヒメボタル特 徴・体長は6~9mmくらい。・湿潤な落葉広葉樹林内に生息。・発行間隔はオスは1秒、メスは2~3秒。・幼虫は森林に生息。